スイカは水分だけじゃない!シトルリンの効果知ってますか?

スイカスイカは暑い夏にピッタリの食べ物です。

原産はアフリカの熱帯サバンナ地方とされていますが、今は世界各地で栽培されています。

非常に乾いた土地で繁殖できる、生命力の高い植物なのです。

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スイカはフルーツ、野菜どっちなの?

甘くておいしく、フルーツ売り場で売っていたり、フルーツの盛り合わせなどにも入っているので、どうみても果物です。

「スイカやメロン、イチゴは果実(フルーツ)か」は、よく議論されるテーマです。

しかし、学術的にはウリ科のキュウリと同じ野菜だそうです。

厳密に分類すると、果物(フルーツ)とは柿のように木になる実をいうそうです。

それは認識していても、どうみても野菜とは思えない、用途は果物なので、果物で良いという考え方のほうが、現在は支持されるようです。

スイカはいつ日本に来たのか

スイカが日本へ入って来たのは、14世紀(室町時代)以降といわれています。

ポルトガルから伝わったとか、中国から入って来たとか諸説あるようですが、江戸時代から栽培が盛んになりました。

明治時代になるとたくさんの品種が日本に持ち込まれ、それらを元にして日本独自の品種改良が盛んになりました。

昭和初期には西(奈良県)は大和スイカ、東(千葉県)は都スイカという品種が主流になって、現在でもこの流れを汲んだ品種が主流となっています。

現在、スイカ生産量が一番多い県は熊本県です。二番目が千葉県となっています。

スイカの栄養成分

スイカの可食部100g中、水分が90%以上で他の栄養成分はカリウム、βカロテン、シトルリンという成分が豊富です。

スイカのシトルリンは利尿作用がありむくみも取れます

スイカにはカリウムが120mg(100g当たり)やアミノ酸の一種であるシトルリンが多く含まれ、それらは利尿作用を促進するので、むくみに効果があるといわれます。

シトルリンは遊離アミノ酸といわれ、体内でも作られています。

通常アミノ酸はタンパク質の構成物質として、タンパク質の中に存在しますが、遊離アミノ酸はたんぱく質を構成せず、アミノ酸単独の状態で体内に存在し、必要な時にすぐ働ける状態になっています。

遊離アミノ酸はシトルリン以外に、シジミに含まれるオルニチンも知られており、両者は尿素回路(オルニチン回路)で働く重要な成分です。

尿素回路とは体の中で、タンパク質などが分解してできる有毒なアンモニアを、無毒な尿素に変換して、尿の中に排出し解毒させる回路です。

エネルギー生成回路のクエン酸回路とならんで、細胞中での重要な反応回路です。

スイカを食べてシトルリンを摂ると、尿素回路が活性化して、利尿作用が起こり、その結果、むくみも改善されます。

シトルリンとはスイカのラテン名からとった名前とのことです。

スイカのシトルリンの血圧低下作用

スイカのシトルリンは高血圧にも効果があります。

シトルリンを摂取すると体内で一酸化窒素(NO)の生成が促進されます。一酸化窒素は血管に働きかけ血管を広げ、血圧を下げる働きをします。

スイカのシトルリンは腎臓でアルギニンというアミノ酸に変換されます。

このアルギニンは一酸化窒素(NO)合成の原料になるもので、酵素の働きで、アルギニンから一酸化窒素が作られると、シトルリンも同時に生成されます。

シトルリンは腎臓でアルギニンに変換され、また一酸化窒素の原料になります。

一酸化窒素は、このような「NOサイクル」というサイクルで、体内のアミノ酸が変化してもとに戻る回路から連続して作られます。

シトルリンを摂取するとこのNOサイクルが活性化されます。その結果、血管が拡張され、血圧を下げる効果が期待できます。

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