デンプンだけでは無い、さつまいもの栄養とその効果

さつまいもさつまいもは比較的痩せた土地でも栽培できるので、日本各地で栽培されていますが、涼しい気候には合わないので関東より西で多く作られています。

収穫量が多いのは鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県などです。

4月から5月地面の温度が上げってきたらに苗を畑に植えて秋に収穫します。

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さつまいもの歴史

原産地はメキシコから南アメリカを中心とする熱帯アメリカの、トリフィーダという植物がルーツといわれます。

紀元前1000年ごろには、すでにアンデス地方で栽培されていたとのことです。

コロンブスによってヨーロッパへ持ち込まれましたが、ヨーロッパの気候は涼しいので、あまり広まらず、その後ヨーロッパ人が東南アジアへ伝えて、温かい東南アジアでは栽培が盛んになったようです。

日本には、17世紀に薩摩に伝わったのが最初で、さつまいもの名前の由来になっています。

さつまいもの種類

日本で作られているものだけでも20種類くらいあるといわれ、少しづつ違った特長があり、用途によって使い分けられています。2017

さつまいもは芋類の中では、加工用途での使用が多彩です。

焼酎原料用が最も多く、次いででん粉原料用、加工食品用の順となっています。

そして、それぞれの分野で、新品種の開発も行われていて、新たな製品開発の可能性が広がってきています。

下記の例に挙げたものは有名な品種です。

◉紅あずま:甘みが強く、濃い黄色をしていて、生産量も多い種類です。

◉鳴門金時:強い甘味とホクホクした食感が特徴で徳島県鳴門市の砂地で多く栽培されています。

◉ベニハヤト:カロテン(黄色成分)が多く色がきれいなのでスナック菓子の用途に向いています。

◉コガネセンガン:鹿児島地方でたくさん栽培され、イモ焼酎の原料として有名です。

さつまいもの栄養成分

さつまいもはでんぷん75%、水分20%、その他成分で、主成分はでんぷんです。そのため、飢饉、戦時中などで米が不足すると、栽培しやすいさつまいもが主食として用いられてきました。

ビタミンC、ビタミンE、βカロテン(ビタミンA)が豊富で、他に、カリウム、カルシウム、リンなどのミネラル分も多く含まれます。

さつまいもの食物繊維、ヤラピンが便秘、腸内環境改善

さつまいもには不溶性食物繊維(セルロース、ペクチン)が多く含まれ、水分を保持し、便のかさを増やし、腸を刺激して排便を促す作用があります。

さらに、さつまいもにはヤラピン(切り口から出る白色の乳液)という成分が含まれ、これには緩下作用があります。このこともさつまいもが便秘に効く要因になっています。

さつまいもはでん粉を麦芽糖に分解する酵素(βアミラーゼ)を多く含むため、蒸し芋、焼き芋にすると酵素の働きが良くなり、その過程で多量の麦芽糖ができ、甘みが増します。

そして、たくさん食べて、腸内で消化しきれなかったでん粉、食物繊維は腸内細菌の栄養源となり、腸の調子が良くなります。

その際、腸内細菌の分解ガスが発生するので、たくさん食べ過ぎるとゲップやガスが出たりするのはこのためなのです。

さつまいものビタミンC、βカロテンの抗酸化作用、美肌効果

さつまいもにはビタミンCが豊富に含まれています(100g中29mg)。

さつまいものビタミンCは加熱時でも多量のデンプンにガードされ壊れにくいといわれています。

このビタミンCや、さつまいもの黄色成分のβカロテンは抗酸化作用があります。

そのため、体内で過酸化物質が生成するのを防止するため、生活習慣病や、肌の老化を防止する効果があります。

カルシウムも豊富で骨を強くし、骨粗しょう症を防ぐ効果も期待できます。

さつまいもは皮の付近にカルシウムなどの栄養が多いので、皮もまるごと食べるほうが、効果が大きくなります。調理方法を工夫して、丸ごと食べるようにしましょう。

また、豊富な食物繊維の働きにより余分なコレステロールや発がん性物質などの腸内の有害物質を体外へと排出させる効果があります。

さらに、さつまいもの豊富な食物繊維は、血糖値を急激に上げない効果もあり、糖尿病予防も期待できます。

準完全食品さつまいも2019

さつまいもの栄養とその効果。さつまいもは準完全食品なんだそうです。

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