楽して脂肪が減らせる、そんな夢のような方法が本当にあるんでしょうか。
「主治医が見つかる診療所 最新!脂肪の減らし方!食べながら楽して脂肪燃焼SP」(2018年5月24日放送)では、楽して脂肪が減らせる、そんな夢のような方法をどんどん紹介してくれました。
司会:東野幸治、草野仁、森本智子
出演タレント: 飯尾和樹(ずん)、 内山信二、石田純一、高畑淳子、元木大介、虻川美穂子(北陽) )
街ゆく人に聞きました。
「脂肪を減らすというと どんな方法を考えますか?」
皆さんの答えは、筋トレ、食べない、 極力歩く、などでした。
「ジム行ってるんですけど、ジム行ってても疲れちゃう・・」
なんていう人もいました。
脂肪を減らしたのは辛いと思っている方、多いですね。
でも今回、紹介するダイエット方法は辛くないのです。
私たちの周りにある脂肪にはどんな種類があるのでしょう。
皆さんご存知だったのは皮下脂肪、内臓脂肪で意外と知っている方が少なかったのは、 中性脂肪でした。
中性脂肪はどこにあるか、皆さん知ってるようで、あまり知らない様子です。
実は脂肪には、医学的にある特徴があり、その特徴を知っていれば、腹いっぱい食べても良いのです。
食べながら どんどん脂肪を減らすことができるんです。
肥満治療の名医が教える、好きなものを食べながら脂肪を減らせる、効果抜群の食事法とは。
番組では十キロ以上の減量に成功した人が続々と紹介されました。この人たちは皆食べながら脂肪を減らしていたんです。
もちろん辛い運動もなし、常識を覆す驚きの方法が本当にあるんです。
実績抜群、以下の3つの方法をそれぞれ紹介します。
・コンビニやファミレスの食事で脂肪を減らす方法
・好きなものを食べて OK の食事法
・お腹いっぱい食べて OK のご飯料理
<この記事の目次>
◆出演者は若い頃よりどれだけ体重が増えたか発表
飯尾和樹さん、内山信二さん、石田純一さん、高畑淳子さん、元木大介さん、虻川美穂子さんには脂肪ドックの検査を受けて貰いました。
皆さん元気そうですが、今すぐ治療が必要なとんでもない結果の人がいました。
石田純一さん64歳は、この頃は痩せにくくなっていて、若い頃から4キロ太っていると言います。
若い頃からの体型の変化というのは 脂肪と関係があるのでしょうか?
岡部クリニック院長 内分泌内科 岡部正先生
「はい、人間の体っていうのは20歳頃までに骨格とか筋肉が出来上がるんです。それ以降に増えた体重とは大体脂肪なんです。」
高畑さん62歳は、21歳の時より5kg増加、現在は代々木公園の周りを汗だしベルトを巻いて、3kmぐらいスロージョギングをしているそうです。
元木さん46歳は、19歳の入団当時から12kg太って、現在86kg。
飯尾さん49歳、25歳の頃より15kg太って現在80kg前後。
虻川さん43歳は、21歳のころより、今は10~11kg増加。
内山さん36歳、24歳の頃ピークで136kg、現在は100kg前後、米を1日1升食べてたそうです。
脳神経外科 上山博康先生70歳、若い23歳の頃はめちゃくちゃいい体で60kgくらい、今は80kgくらいだそうです。
◆出演者の内臓脂肪の測定
出演者の皆さんには事前に脂肪ドックを受けてもらいました。内臓脂肪と中性脂肪がどれくらい体に溜まっているのか測定しました。
芸能人脂肪ドック、芸能人の内臓脂肪の量を発表です。
内臓脂肪は、へそ周りの画面を映し出すCT検査で調べることができます。
内臓脂肪の基準値は、内臓脂肪の面積の合計で判定します。
内臓脂肪の面積が100cm²平方センチメートル以下、この基準値を超えてしまうと、2型糖尿病や動脈硬化のリスクが高まると言われています。
内臓脂肪の面積の100cm²というのは、脂肪の塊りでいうと重さ3kgくらいになります。
小腸の周りについている内臓脂肪をかき集めると、3kgくらいの脂肪の塊りになるということです。普通の人だとこれの半分ぐらいです。
内臓脂肪の基準値を超えていたのは6名中4名でした。
第4位は飯尾和樹さん100.4cm²、 第3位 元木大介さん113.5、第2位 石田純一さん146.3。1位は当然内山さんですが、衝撃の数値は後ほど。
秋津医院 院長 循環器内科 秋津嘉男先生のコメントは、
「飯尾さんは意外と少なくてはぎりぎりアウトとセーフの境目です。
元木さんは これから肥満に向かって進んで行く途中。
石田さんは基準値の1.5倍あって、どんどん内臓脂肪になろうというものをトレーニングでなんとか食い止めている状態です。」
内臓脂肪が基準値を超えていた、第1位 内山信二さんの検査結果は302.7でしたが、これには秋津先生、驚きの表情でした。
「おなかの中に内臓脂肪しか見えなくて、あまり内臓が見えないんです。動脈硬化、 高脂血症、脂質異常、高血圧、糖尿病など、いろんな病気がもうそろそろ始まっているかもしれません。」
上山先生曰く、
「いわゆる糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病は内臓脂肪が悪いんです。そして、内臓脂肪の原因となる中性脂肪、中性脂肪が血液中にあるやつが一番アクティブに悪い。」
とのことです。
ひめのともみクリニック院長 心療内科 姫野友美先生は、
「内臓脂肪が増えると病気のリスクが上がる、特にガンのリスクが上がるというのが最近のデータであります。
例えば、腹囲(へその周り)が11cm増えると、大腸がんとか、乳がんとか、胃ガンとかのガンのリスクが13%増えるといわれています。」
内臓脂肪は、癌にならないためにも、減らさないといけない脂肪なのです。
肥満改善のスペシャリスト、みつるクリニック院長 糖尿病内科 柱本満先生もコメント、
「内山さんの内臓脂肪面積300cm²越えは初体験です。内山さんは、今日、本当に勉強していただいて、それを即実行してください。」
◆管理栄養士 伊達友美先生
まず紹介するのは、食べることで、なんとか痩せる方法ないかと考えたすえ、ある方法で5000人もの脂肪を減らしてきた管理栄養士が伝授する方法です。
コンビニやファミレスの食事で脂肪を減らす方法を実践し、食べながら楽して42 kg の減量に成功した人が実際にいます。脂肪の常識が覆ります。
5000人の脂肪を減らしてきた管理栄養士が教える、コンビニとファミレスを使って食べながら脂肪を落とす方法です。
コンビニやファミレスで食事を楽しみながら、楽に脂肪を減らす方法なんて、本当にあるのでしょうか。
今回それを学ぶのは、虻川美穂子さん43歳、21歳の時からおよそ10キロも太ったと言う 虻川さん、その原因は、間食がやめられないということです。
ポテトチップ食べたら、次には甘いチョコレートが食べたいという具合で、負の連鎖が 止まらないというのです。
一日一回はコンビニでお菓子を買います。皆さんも心当たりありませんか。
そこで、管理栄養士 伊達友美先生 50歳 の登場です。
現在はスリムな伊達先生ですが、今より25 kg 太っていた時もあるとのことです。
20代の頃65kgあった体重を、現在は42kgまで減量しています。
現在は、銀座のクリニックなどで、脂肪体重を減らす食事方法を指導されています。
先生の指導で脂肪を減らした人は5000人以上、食べても痩せられるという本をたくさん執筆されています。まさに脂肪を減らすカリスマなのです。
先生の指導を受けたと言う松谷さん55歳に話を聞いてみると、
体重のマックスの時は92kgあったと言います。
「りんごダイエット、バナナダイエットなど、楽にできそうなものがあればすぐトライするんですけど、すぐ陥落します。」
松谷さん2年前は92kgでした。そして、伊達先生の指導を受けて、現在は50kg、
42kgの減量に成功したのです。
今までのダイエットは、すごく大変だし、苦しいし、きついというイメージがあったんですが、先生からは「食べていいよ、食べていいよ。」と言ってもらって、割と気楽にダイエットできました。
食べながら痩せるその秘密は、食べ物の選び方です。そのコツを知ると、体脂肪を燃やすことができるのです。
◆最新!コンビニの食事で脂肪を減らす方法
まず、皆さんも日常よく利用するコンビニでそのコツを紹介します。
いきなり、伊達式食べながら脂肪を減らす方法クイズです。コンビニで昼食の買い物をすることを前提に、
・最初に選ぶのは 飲み物or主食
・サイドメニューは ヨーグルトor味噌汁
・主食におすすめは ご飯orパン
正解は、実際に虻川さんに買い物してもらって、解説していきます。
虻川さんに、コンビニでランチとおやつを選んでもらい点検します。
虻川さんがまず向かったのはドリンクコーナーでした。アイスコーヒーブラックを購入、 続いてお菓子コーナーでおやつとしてポテトチップスとチョコレートを購入。
その後、ランチのサイドメニューであるフルーツ入りヨーグルトを購入、最後に主食である野菜のサンドイッチを二つ選びました。
果たして、虻川さんが選んだのは、脂肪を減らせるセレクト何でしょうか。
伊達先生の評価は・・・いきなりバツです。
先生は買い回り方が良くないといいます。
「太りやすい人と痩せやすい人は、買い物の仕方に特徴があると言われています。
虻川さんの買い物ルートを辿ってみると、最初に奥のドリンクコーナーへ行って、飲み物を選び、次にお菓子コーナーに行っておやつを選び、続いてサイドメニューを選び、最後に主食のサンドイッチを選んでいました。
一見ごく普通の順序に見えますが、ここに意外な落とし穴がありました。
食べ過ぎてしまうタイプの人は、最初に飲み物を選んで、おやつを選んでしまいます。そうすると、余分なものが先に増えちゃうので良くありません。
まずランチのメインになるものを選ぶ、というのがポイントになります。
伊達先生が5000人以上の人を調査したところ、太りぎみの人と痩せ気味の人はコンビニの店内の回り方に違いがあったそうなのです。
太り気味の人は、店入るとまずドリンクコーナーへ、一方、痩せ気味の人は、最初に主食コーナーへ向かうという傾向があったんだそうです。
伊達式食べながら脂肪を減らす方法
①まずは飲み物より先に主食を選ぶ
コンビニの商品の並び方は、奥に飲み物類、お菓子類などを置いて、順番レジに近づくに従って、主食類のような必要なものを置くようにして、いろんなものを買ってもらえるような並べ方になっています。
伊達式では、コンビニ入ったら、お菓子などが目に入るコーナーは後にして、真っ先に主食コーナーに向かうようにします。
続いて、虻川さんの選んだ品物をチェックします。
野菜サンドイッチ、フルーツ入りヨーグルト、ブラックアイスコーヒー、この3点です。 一見、良さそうに見えますが、先生のチェックではバツでした。先生によると、
「ヨーグルトとブラックアイスコーヒーは体が冷える組み合わせです。体が冷えると、体温も下がりがちで、代謝が上がりにくいと言えます。」
冷たいヨーグルトや冷たい飲み物は体を冷やしてしまいます。すると内臓を動かしたりする代謝機能がダウンして、脂肪が燃焼しにくい体になります。
温かい汁物を取ることによって、体を内側から温めて、代謝機能を上げることができるのです。
冷たい飲み物が欲しくなる季節でも、あえて温かい汁物を選び、体を内側から温めて代謝機能を上げることがポイントなんだとか。
さらに夏場でも、キンキンに冷えた飲み物より、常温の飲み物を選ぶようにすると、同様の理屈で脂肪がつきにくくなるそうです。
伊達式脂肪を減らす方法 2番目のポイント
②サイドメニューは味噌汁を選ぶ。
カロリーを気にするよりも、代謝をどのように上げるかということの方が大切です。
続いて3つ目のポイントです。
虻川さんは主食にサンドイッチ、つまりパンを選びました。
先生の指摘は、
「これは間違いです。主食として選んでほしいのは、パンではなくて米、おにぎりとかお寿司です。
ご飯の方が水分が多くて腹持ちがいいので、他のものを食べ過ぎないで済みます。」
パンは水分が少なく軽い感じがして、気軽に食べるんですが、意外と余分な糖質とかを摂ってしまうのです。
伊達式脂肪を減らすポイント3つ目の方法は、
③主食はパンではなく、ご飯を選ぶ。
ご飯ものは、満腹度が高いので余分なものを摂らずに済むんです。
コンビニに並んでいるおにぎりなどのご飯ものの中でも、伊達先生のおすすめは、混ぜご飯のおにぎりや、酢飯を使った海苔巻きなどです。
混ぜご飯に入っている海苔やわかめなどの海藻類は、脂肪の燃焼を助ける成分がたくさん入っています。
さらに、酢は代謝をアップし、脂肪を減らす効果が期待できるといいます。
そして、虻川さんの選んだ大切なおやつをチェック、ポテトチップとチョコレートでしたが・・、
先生のおすすめは、ビーフジャーキーでした。
「赤身の肉で脂肪分が少なく、高タンパクで、体の中で基礎代謝を上げてくれます。筋肉の元を作るという意味でもおすすめです。」
先生によると、タンパク質は炭水化物に比べて、消化するのに必要なカロリーが5倍も多くなるそうです。
つまり同じ量を食べるなら、タンパク質の方がカロリーを5倍多く必要とするため、体内の代謝を高めてくれるのです。体脂肪を燃やせるように、代謝を上げていきましょう。
ということで、伊達式の脂肪を減らす方法、コンビニ編のまとめは、
・まずは最初に主食を選ぶ。
・サイドメニューは温かい汁物や飲み物で、体内の基礎代謝を上げる。
・主食におすすめなのはご飯もの。
是非覚えておきましょう。
この記事は、「最新ダイエット|ファミレスの食事、内臓脂肪見える化で脂肪を減らす方法」に続きます。