医師も勧めるお肉でダイエット(名医のTHE太鼓判)

お肉でダイエット-01お肉を食べてダイエットができる。正しい知識で肉を食べればダイエット効果があるという本もたくさん出ています。本当なんでしょうか。

名医のTHE太鼓判ではその効果を実際に検証してくれました。

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お肉で痩せるミートファーストダイエットとは

減量外来の専門医、内科・ダイエット外来工藤孝文先生 は言います。

「痩せるお肉の食べ方はミートファーストと言われます。同じ量のお肉を食べてもお肉を先に食べる方が体重が落ちていきます。これが ミートファーストダイエットです。」

炭水化物よりお肉を先に食べると痩せる2つの要因があります。

①お肉を先に食べると、血糖値を上昇を抑える物質が出る

お肉を先に食べると、インクレチンと呼ばれる血糖値を上昇を抑える物質が出てくるといいます。

血糖値が急上昇するとインスリンが分泌されます。インシュリンが糖と結合し脂肪になることが肥満の原因の一つと言われています。

お肉を食べることによる小腸からインクレチンが分泌されます。このインクレチンが血糖値を上げる成分の分泌を抑えてくれるというのです。

②お肉を先に食べると脂肪を燃焼させる

お肉には L-カルニチンという成分が多く含まれています。この L-カルニチンが脂肪の燃焼を助けてくれるのです。

筋肉の中には脂肪を燃焼しエネルギーに変えるミトコンドリアがあります。ここに脂肪を運ぶのがL-カルニチンなのです。

L-カルニチンが多ければ、それだけ筋肉の中で脂肪を燃焼させる手助けをしてくれると考えられるのです 。

このL-カルニチンを多く含んでいるのは牛肉です。

100g中に含まれる量をみると、鶏肉33 mg、 豚肉69mg、牛肉131mgとその量は豚肉の倍、鶏肉のおよそ4倍も含まれています。

特に牛肉の赤身部分にL-カルニチンは多く含まれているといいます。(出典:日本栄養食糧学会誌

お肉を食べて太る人と太らない人にはある違い

ミートファーストダイエットを無意識的に実践している人と実践できていない人の例を挙げて説明します。

若い時からお肉を食べていて、特に焼肉が大好きと言う女優中山忍さん46歳は 身長165 cm、 体重54 kg、体脂肪率31%で、全く肥満体ではありません。(40代女性の肥満体体脂肪率は36%以上です)

同じく焼肉が大好きという女優 信江勇さん30歳は 身長147cm、体重96.9 kg 体脂肪率54.1%ウエスト122cmと完全に肥満体といえます。

焼肉屋で二人のお肉の食べ方の違いを観察すると、

中山さんはいろんなお肉を6種類注文しました。信江さんはロースと牛タン2種類を注文しました 。二人とも総カロリーは1550キロカロリー前後でほぼ同じです。

信江さんの食べ方はお肉と一緒にご飯をもりもりと食べています 。

一方中山さんは日頃の習慣なのか、お肉を先に食べてからご飯を食べていました。無意識的にミートファーストダイエットを実践していたのです。

ベジタブルファーストダイエットとミートファーストダイエットどちらが良いのか

食事の時に野菜を先に食べるベジタブルファーストダイエットは有名ですが、ミートファーストダイエットの方が効果は大きいと言います 。

ベジタブルファーストダイエットは炭水化物、脂質を食べる前に野菜を食べると、野菜の食物繊維が、糖質、脂質の消化、吸収を抑制するので、血糖値が上がりにくくなり、インシュリンの分泌を抑え太りにくくなるという方法です。

ミートファーストダイエットには先に説明した2つの効果があります。

◉インクレチンと呼ばれる血糖値を上昇を抑える物質の効果は強力

ベジタブルファーストとミートファーストでは血糖値の上昇にどれほど差があるのか、番組では 同じ食事メニューで比較していました。

モニターの方の実験ではベジファーストの食後血糖値の上昇が132だったのに対し、ミートファーストは105というさらに低い数字でした。(食後血糖値の正常は70から140mg/dl)

◉L-カルニチンという成分が分泌され脂肪の燃焼を助けてくれる

この2つのメリットの他に健康面からみるとさらに以下のようなメリットがあります。(丸田佳奈先生)

あまり量が食べられない、お年寄りや女性の方はミートファーストがおすすめとのことです。

食が細い人が野菜から先に食べると、野菜だけでお腹がいっぱいになってしまい、その後に食べるお肉の量が減り、タンパク質の摂取量が減ってしまい筋力低下につながります。

お肉のタンパク質は筋肉や骨を作る効果があり、痩せ気味の女性や高齢者には栄養価上昇という点で特におすすめとのことです。

ミートファーストダイエットの効果を確かめる実験

ミートファーストダイエット(インクレチン、L-カルニチン)の効果を確かめるため、4人の肥満女性に協力してもらい、食生活改善実験を実施しました。

お肉ダイエットの方法は

◉朝食、昼食に制限はありません何を食べても大丈夫です。
◉夕食で150gの牛の赤身肉を最初に食べます。
◉その後は炭水化物を食べても構いません

皆さん思い思いのレシピを考え一週間の改善生活の結果、驚くべき成果が得られました。

◉信江勇さん(30歳)身長147cm

体重96.9 kg 体脂肪率54.1%ウエスト122cmが1週間ミートファーストダイエットを続けたところ、一週間後の結果は
体重96.9kg は89.2kgまで減少、体脂肪率が54.1%が52.7%まで減少、122cmだったウエストが115cmまで減少していました。

信江さんによると、お肉から先に食べると、普段食べてるご飯の量が残ってしまうそうです。お肉から先に食べると満腹感が早く感じられると言います。

◉くまりえさん(35歳)身長159cm

一週間後、体重76.2 kg から72.8 kg に減少、体脂肪率41.8%が39.7%に減少していました。

◉ダイナゴンさん(33歳)身長160cm

一週間後、体重80.5 kg が76.6 kgに減少、 体脂肪率42.8%が41.3%まで減少していました。

さらに高かった中性脂肪が大幅に減少していました。

◉北村さん(20歳)身長156.5cm
一週間後、体重79.5 kg が78.3キロに減少、体脂肪率46.8%が45.7%まで減少していました。

実験に参加した4人ともミートファーストダイエットの効果が確認されました。

内科ダイエット外来工藤孝文先生のコメントまとめ

◉信江さんのウエストの大幅減は、お肉を先に食べることにより腹持ちが良くなり、ご飯の量が減ったということが影響していると考えられます。その結果、 内臓脂肪が減ってウエストが小さくなったということです。

◉肉はタンパク質でできています。タンパク質には満足感を与え、食欲を抑える効果があります。

◉肉は歯ごたえがあり、よく噛むようになります。噛むことについては3つの良いことがあります。

・1つ目が満腹中枢を刺激します。

・2つ目が内臓脂肪を燃やしてくれます。

・3つ目が ヒスタミン系の物質が出るんでストレス食いを予防できる 。

ということです。

◉体重の落ち方は人さまざまですが、一週間に1kgも落ちれば十分です。毎日お肉を食べるというとどうしても飽きが出てしまうので、週に2、3回に減らしてでも長期間継続するということが大切です。

お肉を大量に食べ過ぎると便秘などのリスクもありますので、食べ過ぎには注意しましょう 。

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