トイレの落ちない汚れ、尿石掃除のコツ

尿石掃除-01トイレ掃除を怠ると、便器がすぐに黄ばんだり黒ずんだりします。

黄色い汚れは尿石の汚れ、黒い汚れはカビの汚れといわれています。

特に掃除が厄介なのは黄色い尿石汚れで、トイレ掃除ブラシなどで少しこすったくらいでは綺麗になりません。

尿石とは尿に溶けているカルシウムイオンが空気中や水中の二酸化炭素(炭酸)などと反応し、水に不溶性のカルシウム化合物(鍾乳洞の鍾乳石と似ています)として便器および配管の内部に付着・沈積したものです。

鍾乳洞の鍾乳石と似ていますが、色が茶色や黄色になるのは尿に含まれる色素が含まれているからです。

ここではこの尿石の除去方法について紹介します。

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トイレの尿石汚れを酸性洗剤で落とす方法

トイレの洗剤で多くの家庭で見受けられるのは、例えばロングセラー商品のサンポールです。

塩酸が10%近く、その他界面活性剤等が含まれた強い酸です。

塩素系漂白剤や特殊な入浴剤と混ぜると、塩素ガス、硫化水素ガスなどの有毒ガスが発生するため「まぜるな危険」で有名です。

炭酸カルシウムのようなアルカリ性の尿石汚れにサンポールのような強力な酸性洗剤を作用させて、溶かしてしまおうというわけです。

サンポールを使うと独特の酸(塩酸)の匂いがしますが、この酸の作用によって尿石が溶けてくれるのです。

少々の汚れならサンポールをふりかけただけで、きれいになる場合が多いのですが、トイレの下の水の溜まっている部分、トイレの縁など掃除がしにくい場所に長年に渡って沈積した尿石は簡単には落ちません。

事前の準備

すぐにでも洗剤を使って掃除をスタートさせたいところですが、 その前に便器の水を抜く必要があります。

便器の水がいつもたまっている部分に頑固な尿石汚れがあるからです。

水を抜くときはトイレの水の元栓を閉めて、水を流し、トイレの貯水タンクを空にしておくと、作業の途中で水を流してしまい、失敗することがなくなります。

元栓はトイレの貯水タンクの手前にあり、ハンドル式になっていたり、マイナスドライバーで締められるようになっています。

そして、手動式の安価な灯油ポンプなどを使い、バケツに移すなどして抜き取ります。
ポンプで取りきれなかった水は使い捨ての雑巾などを使って吸水させて拭き取ります。

ここで使う灯油ポンプは灯油などを移すのに実際使っているポンプでなく、別のものを使用しましょう。

酸性のトイレ洗剤を湿布する

頑固な尿石汚れを溶かすには湿布法が有効です。

酸性洗剤(サンポール等)をトイレットペーパーなどに染み込ませて、汚れが気になる場所に貼り付けることでじんわりと汚れを分解させるのです。

・まず、尿石の汚れがある部分にトイレットペーパーを当てます。

・その上に出来るだけ均一に酸性の洗剤をスプレーしたり、ふりかけたりします。

・10分ほど放置したら一部分をめくってスポンジなどでこすってみます。

・簡単に尿石汚れが落ちないようであればあれば、さらに10分間ほど放置します。

これを繰り返すことで尿石汚れがだんだんと分解されて落としやすくなっていきます。

注意事項として、ティッシュペーパーでなく必ずトイレットペーパーでするようにしてください。

トイレに流せないティッシュを使うと後で取り出して、絞ってゴミ箱へ捨てなければならず面倒なのでそのまま流しても詰まらないトイレットペーパーを使いましょう。

トイレを詰まらせると余分な費用がかかります 。

さらに強力な尿石除去剤を使う

尿石除去剤は男性用の小便器があるトイレで、小便器の排水管が尿石で詰まってしまうことがあるので、トイレ専用として使用する薬剤です。

塩酸成分以外に、配管の防錆剤や尿石の溶解を促進する成分を配合しています。

従来は医薬用外劇物としてプロ用に販売されていたのですが最近では、医薬用外劇物以下になるよう、薬品の配合を変えて通販などでも販売できるようにしてあります。デオライトという商品が有名です。

デオライトの口コミを見ると

「これは本当に最強で、色々な洗剤や道具を使ってもビクともしなかった洋式トイレの内側の縁の尿石が、デオライトをかけて、トイレットペーパー被せ、またその上からデオライト洗剤を染み込ませ30分放置したら、ツルツルピカピカになっていた」

というような類の報告が少なくありません。

尿石除去剤もサンポールと同様、湿布法が有効です。

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