こんにゃくはダイエット食品の代表です。その正体はグルコマンナン

こんにゃくこんにゃくはヘルシー食材の代表のようにいわれ、ダイエット用のサプリメントも発売されています。

こんにゃくは縄文時代からすでに日本に伝わっていたと言われています。

その後、鎌倉時代には食用として大衆に広まり始めました。

その食べ方は、他の芋と同様、芋そのものをエグミを抜いて食べる方法で、こんにゃく芋のグルコマンナンだけを食べる方法ではありませんでした。

こんにゃく芋を乾燥して粉にする加工方法を考案したのは江戸時代で、こんにゃく栽培に力を入れていた水戸藩でした。

それによって、原料の貯蔵、遠方輸送が可能になり、いつでもどこでも食べられる今日のこんにゃく産業の基礎が固まりました。

こんにゃくの性質を理解して、うまく食生活に取り入れていきましょう。

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こんにゃく(芋)とは

こんにゃくは、サトイモ科の植物のこんにゃく芋として収穫されます。こんにゃく芋の栽培はかなり手間がかかります。

こんにゃくは1年目の春に種芋(たねいも)を植えて栽培を開始します。

その年の秋に収穫しますが、1年目では、すぐに食用にできるほど育っていません。

収穫したこの芋を風通しがよく、冬でも最低気温が13度以下にならないような温かい場所に保存します。

翌年の春にその保存していた芋を、再び植え付け、秋に収穫します。さらに、同じように温かい場所に保存し、また翌年の春に植えつけ、秋に収穫します。

このような作業を3年から4年繰り返すと、食用にできるほどまでこんにゃく芋が成長し、こんにゃくの原料になる「こんにゃく芋」になります。

こんにゃく芋の成分

こんにゃく芋の成分は水分約20%、グルコマンナン約40%、タンパク質約10%、その他の有機物、ミネラルなどの灰分などです。

こんにゃく芋にはシュウ酸やシュウ酸カルシウムのようなアクやエグミがの成分が含まれ、そのまま口にすると、刺すようなエグミがあり食べられません。

さらに手に付いただけで痒みがでて、素手では触れません。

これはシュウ酸カルシウムの微細な針状結晶が皮膚に刺さるためだとされています。

現在のこんにゃくとは

現在、日本でこんにゃくとして食べるものは、こんにゃく芋の水溶性食物繊維であるグルコマンナン(こんにゃくマンナン)という成分のドロドロした液に、水酸化カルシウムなどのゲル化剤を添加して固めたものです。

水分が97%程度(地区によって、グルコマンナンと水の割合は若干違っているようです)、残りが食物繊維でミネラルとしてはカリウム、カルシウムが豊富です。

カロリーはこんにゃく100gで6.9kcalというヘルシーなものです。

こんにゃくの製法は、こんにゃく芋から直接すりおろしたりして、こんにゃくを作る方法と、こんにゃく芋を乾燥し粉にして、その粉を精製し、精製紛からこんにゃくに加工する方法があり、現在は後者が主流になっています。

こんにゃくのグルコマンナンは腸内環境を良くして便秘改善

食物繊維のグルコマンナンは体内で全く消化されることはなく、腸を刺激して便通をよくし、老廃物や毒素を排出してくれます。

通常のこんにゃくや糸こんにゃくなどはグルコマンナンに水分を吸わせ、ゲル化させているので、水溶性の性質はなくなっています。

これが、どちらかというと不溶性食物繊維のような働きをし、腸を刺激すると考えられます。

水を吸わせていないグルコマンナンを、粉のまま飲むサプリメントなどもあるようですが、グルコマンナンの吸水性で、腸内の水分が吸収されてしまう可能性があるので、サプリの食べ過ぎには注意が必要です。

こんにゃくは満腹でも低カロリー、糖尿病や肥満防止効果も

こんにゃくを主食の炭水化物の代わりに食べれば、同じ量食べてもカロリーは20分の1程度で、満腹感が得られ、非常にヘルシーで、血糖値は上がりにくく、ダイエットに好適、肥満が解消される可能性があります。

こんなことから、こんにゃくをつかったラーメンやパスタなどの製品も発売されています。

こんにゃくは体の砂払い

昔の人はこんにゃくの効果を経験的に知っていたのです。

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