きくらげの栄養とあまり知られていない効果

きくらげきくらげは我が国では、歯触りがシコシコしてクラゲに似ているところから、きくらげと呼ばれています。

きくらげは中国では、古くから強壮食品、不老長寿の妙薬としてたいそう珍重されてきました。

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きくらげの種類

きのこ類は大別すると、しいたけやしめじなどのようにな軟質のものと、さるのこしかけ、霊芝などのような硬質のものがあります。

きくらげはこの硬質の方に属しています。

そして、きくらげにもこれら硬質のきのこと同じような薬効があります。

きくらげはキクラゲ科のキノコで、ブナやカエデなど広葉樹の枯れ木に生えます。中国では耳に似た形をしているので「木耳」と呼ばれています。

きくらげには、黒きくらげと白きくらげの2種類があります。この内白きくらげは中国の奥地でしか取れなかったので 大変貴重なものとされています。

きくらげはヌルヌル成分が多い方が高級品

きくらげの成分はその7割以上がカルシウムで、1割が植物性タンパク質の膠質という成分です。

この植物性の膠質は水分を吸収するとヌルヌルとした粘液質(ゼラチン質)になります。この粘液質のヌルヌル成分が数々の症状に効くといわれています。

黒きくらげより白きくらげの方がヌルヌル成分が多いので品質的にも高級品とされています。

しかし、現在は品種改良などもあり、その差は小さくなっているといわれています。

きくらげの滋養強壮、老化防止効果

きくらげの ヌルヌル成分はグルカンと呼ばれる植物性タンパク質で、抗腫瘍性を示すと言われています。

腫瘍(癌)だけではなくウイルスや細菌に冒された場合でも、有効性が期待されることは勿論です。

このきくらげのヌルヌル成分と100gあたり200mg以上含まれるきくらげのカルシウム分はホルモンの働きを盛んにするので滋養強壮の効果を生みます。

さらに、きくらげのヌルヌル成分は、肌に水分を程よく供給し、肌の老化を防ぎます。

きくらげにはビタミンB群、ビタミンEが豊富なので、その点からも疲労回復、老化防止にも効果があります。

さらに、きくらげには食物繊維の一つである中性デタージェント繊維(NDF)というものが多く含まれていることがわかってきました。

このNDFは体内で水分を吸収して、有害な物質の排出を促進し、余分なコレステロールが体内に吸収されるのを防ぐ働きがあるといわれています。

きくらげのヌルヌル成分の止血作用

きくらげのぬるぬる成分には驚くほどの止血作用があります。

それにより胃潰瘍、痔などの出血を素早く凝結させる 効果があります。

さらに中国では肺結核の出血を止め、結核に効く薬効があると言われ、特にその効果の大きい白きくらげは 珍重されています。

きくらげの7割がカルシウムで骨を強くします

きくらげにはカルシウムが非常に多く含まれ、さらに、エルゴステリンという成分も豊富です。

エルゴステリンは体内でビタミンDに変化します。ビタミンDは日光浴でも作られるビタミンですが、カルシウムやリンを骨に吸収し、骨を強くする時に必ず必要なものです。

きくらげには両方の成分がバランス良く含まれ、両成分の力で骨粗しょう症の予防になります。

水溶性、不溶性食物繊維、含有率はトップクラス

食品100gあたりの食物繊維の量をみると、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の両方ともキクラゲの含有率はトップクラスです。

特に、不溶性食物繊維はきくらげの乾燥品に57gも含まれています。

食物繊維が豊富なきくらげは便秘の解消効果が抜群で、腸の調子を整え、大腸がんの予防、便秘からくる肌荒れの改善に、効果があります。

生のきくらげ刺身

徳島県では生きくらげを栽培し、販売に力を入れています。生きくらげの刺身料理もあります。

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