ゲンキの時間 12月2日:海苔(のり)、海藻のパワーと注意点 備忘録(2018年)

海苔(のり) 海藻-0112月2日の「健康カプセル!ゲンキの時間」は海藻、中でも、食卓の名脇役 、海苔(のり)を中心に、一大生産地でそのマルチな健康効果に迫ります。

絶品漁師飯で肝機能アップや高血糖予防、さらにインフルエンザ予防からダイエットまで、あなたにピッタリの海藻は・・海苔(のり)以外にも栄養豊富な海藻を取り上げます。

毎日摂りたい「海藻パワー 」の特集です。

ご飯のお供海苔。でも海苔はご飯の付け合わせと思っていませんか。

食品医学研究所 所長 医学博士 平柳要先生は言います。

「海苔は非常に栄養価が豊富でまさに天然のサプリメントといえる食材なんです。」

そうなんです、海苔はビタミンやミネラルなどが詰まった栄養の宝庫なんです。

しかも、普段はあまり食べていないと思いきや、国内での流通量は何と年間100億枚、一人当たり100枚も食べている計算になります。

思い返せば確かに海苔は、寿司、おにぎり、ラーメン、和風パスタなど、あらゆる料理に使われている食卓の名脇役といえます。であればより効果的に食べたいところです。

海苔には代表的な五つの健康効果パワーがあり、注目 です。平柳先生も同行してもらって海苔の健康パワーを探ります。

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◆海苔の健康パワー1:栄養成分の宝庫 

海苔(のり)には鰹節、椎茸、トマトこれら三つの食材のすべての健康パワーが含まれています。

海苔は海の緑黄色野菜という異名で呼ばれています。ビタミンとかミネラルがすごいんです。

海苔はビタミンAを始めB群、C、そしてカルシウムやマグネシウム、鉄分などのミネラル、さらにはたんぱく質も豊富なマルチサプリメントのような食材なのです。

中でも疲労回復に効果的なビタミンB1は、豚レバーの2倍(100g当たり)、血液に欠かせない鉄分に至ってはホウレンソウの6倍近く含まれます。

◆海苔の健康パワー2:減塩効果

海苔の旨味の特徴とは 平柳要先生が説明されるには、

「海苔にはうま味成分3種類が全部入ってる。」とのことです。

一つは、鰹節に代表される動物性のうま味成分、イノシン酸

二つ目は、トマトなどのうま味に代表される植物性のグルタミン酸

三つ目は、干ししいたけに含まれるグアニル酸

海苔はこれら三つの旨味成分がぎゅっと凝縮されて詰まっているんです。

そして、その強いうま味は 減塩につながります。

海苔を上手に使えば、塩分控えめでも、そのうま味で料理の満足度がアップします。

海苔は健康へと導いてくれる最強食材といえます。

それを証明するのが、大森さん73歳、 物心ついた頃から 毎日欠かさず海苔を食べていた大森さん、焼き海苔はもちろん、自家製の海苔佃煮など、1日10枚分は海苔を食べているといいます。

73歳の今でも、現役で飲食店で働く大森さん、 重たいビールケースでも軽々と運びます。

毎年の定期検診でも、どこも悪いところがないとの診断だそうです。

大森さんによると「海苔のおかげかな」とのことです。

◆海苔の健康パワー3:高血糖予防

葛飾の検診センターに協力してもらい、ご飯のみを食べた場合と、ご飯と焼き海苔を食べた場合との血糖値の上昇度合いを比較してみました。

藤岡さん57歳、女性に協力をお願いし、空腹状態でゆっくりとご飯を噛んで食べてもらい、30分おきに血糖値を測定してみました。

日を改め、同じような条件で、今度はご飯と海苔を食べてもらい、30分おきに血糖値を測定してもらいました。

その結果、食後60分の血糖値は、ご飯と海苔を食べた場合の方が 1割以上低い値になっていました。

このことは、海苔の中に含まれている食物繊維が血糖値の急上昇を抑えているからと、平柳先生はいいます。

板海苔1枚(3g)の中に含まれる食物繊維は、キャベツに換算すると60gに相当するそうです。

◆海苔の健康パワー4:便秘解消

海苔の豊富な食物繊維は便秘にも有効です。

地元の女性数人に聞いてみたところ、海苔を食べ続けていると、便秘にならないと言われます。

◆海苔の健康パワー5:肝機能アップ

朝収穫したばかりの生海苔を大量に入れた鍋料理が出されました。 磯の香りが広がります。

海苔の中にはタウリンという成分が入っていて、それが肝臓の代謝を助けます。

これから忘年会や新年会に向けて、海苔料理は必需品ですと平柳先生はいいます。

◆インフルエンザに効く海藻とは

海苔以外の海藻の健康パワーも平柳先生に聞いてみました。

インフルエンザに効く海藻とは、それはメカブです。

ネバネバの食感のワカメの根元に当たる部分のメカブ、その成分メカブフコイダンには抗ウイルス効果があり、インフルエンザの予防になると言われます。

市販のメカブを一日1パック程度食べれば、インフルエンザ予防の効果が期待できると言われます。

◆内臓脂肪の減少、ダイエットに有効な海藻

内臓脂肪の減少ダイエットに有効な海藻は昆布です。

昆布の色素成分、フコキサンチンという成分には脂肪燃焼を促す効果があるということが分かっています。

水溶性の成分なので、だし汁に溶けやすいので味噌汁等に入れても有効です。

◆骨を丈夫にしてくれる海藻

骨を丈夫にして骨粗しょう症を予防してくれる海藻はヒジキです。

ヒジキは海藻の中でもカルシウムがとても豊富な海藻です。

しかし、注意点があります。

ヒジキを野菜や大豆と一緒に炊いて食べる調理法は、せっかくの健康効果を台無しにしてしまうといいます。

大豆などの豆類に含まれるフィチン酸という成分が、カルシウムなどのミネラルの吸収を阻害してしまうのです。

カルシウムが多いヒジキは、その吸収を促すビタミンDが多い魚介類と一緒に食べるのがおすすめです。

◆海苔(のり)の産地では

番組の最初に、宮城県東松島市の沖合で行われている海苔(のり)の養殖業が紹介されます。

ここで働く業者の男性、相沢さんは「海苔(のり)が笑っているのか泣いているのかまで想像しながら海苔(のり)を育てている」と、こだわりを語り、海苔(のり)を手早く収穫していきます。

海苔の養殖は、まず行うのは網に海苔の胞子を付着させる種付け 、潮の流れが穏やかな海底でおよそ20日間かけて海苔を育てる育苗です。

この育苗の期間が海苔の味や食感を左右するため大切な工程になります。

中でも大切なのが、海苔の芽を空気に触れさせ適度に乾燥させる干出という工程です。

海苔についた雑菌や藻が除去されるための工程で、こうすることで海苔が病気に強くなり、旨味が凝縮します。

しかしただ乾燥させれば良いということはありません。そこに相沢さんの海苔作りへのこだわりがあります。

「その時の風向きとかですね、北風吹いたら湿度がないんですよ、南風が吹く時は湿度が高いなど、全部考えながらですね、肌で感じながら、頭で想像しながら行います。
海苔が笑っているのか、泣いているのかまで想像しながら育苗を行っています。」

20日の育苗が終わると、海苔の網を石巻の沖に移動させます。

この地点は一級河川、鳴瀬川と北上川、さらに親潮が流入する栄養豊富な漁場です。

そこで育った海苔だからこそ旨みはもちろん、様々な栄養価を豊富に含んでいるというわけなんです。

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