不眠解消|筆記表現法、その効果を検証

不眠解消-筆記表現法-02

この記事は「不眠解消|寝る前にストレス解消、筆記表現法とは」からの続きです。

布団に入ってもなかなか寝付けない、まだ夜中だというのに目が覚めてしまう、まだ寝ていたいのに早朝を目が覚める。

こういった不眠の悩みは40代から増え始め、60代以上になると、実におよそ6人に1人が抱えていると言われています。

そして、十分な睡眠が取れていないと、心臓病などによって死亡する危険性が2.4倍、がん細胞がよく眠れている場合の2倍近く増殖すると、不眠にまつわる驚くべき研究結果が明らかになっていきています。

「名医とつながる!たけしの家庭の医学」(2018年6月12日放送)では、睡眠の改善が期待できるある意外な、簡単な方法がわかってきたということで、紹介してくれました。

前記事では、

・ストレスこそが中高年が悩む不眠の中で、今、最も多い原因だということ

・ストレスと感じたことを、寝る前に紙に書くことによって、ストレスを軽減できる方法があること。

その方法は筆記表現法と呼ばれること。

など紹介しました。

この記事では筆記表現法の効果はどれくらいなのか、検証した結果を報告しています。

<この記事の目次>

◆筆記表現法|検証スタート時から変化が >>

◆筆記表現法|5日間の成果は >>

スポンサーリンク

◆筆記表現法|検証スタート時から変化が

11時半に寝て朝5時半起床の鈴木さん、その間3回も目が覚め、なかなか寝付けないという日が続く不眠状態です。

1日の終わり、夜寝る直前にその日にあった、ストレスを感じた出来事や、感情について、15分を目安に書き出して、心の中をしっかり整理する、筆記表現法を5日間実践してもらうことにしました。

果たして、鈴木さんの不眠は、筆記表現方法でどれだけ改善されるのでしょうか。

いよいよ検証スタートです。

検証初日、日中はパートに出かけた後、いつものように家事をこなし、午後6時に夕食、穏やかに見えるこの夫婦関係に、実は鈴木さんのストレスの原因が潜んでいたのです。

鈴木さん、お風呂から出た午後9時、初めての筆記表現法に挑戦です。

一人になれる寝室で、この日ストレスを感じた出来事を思い出しながら、書き綴っていただきます。

20分後、初めての筆記表現法が終了しました。

果たしてどんなことを書いたのでしょうか。許可を頂き内容を見させていただくと、

「テレビのボリューム問題、主人のテレビのボリュームが大きすぎてうるさい。年を取ると耳も悪くなると言うけど、何とかならないかな、しょうがないのかな。」

なんとストレスを感じていたのはあの優しいご主人だったのです。

実は今回、実際に鈴木さんが、どれだけのストレスを感じているかを計測するため、ストレスの指標となる、交感神経を測定できる装置をつけてもらっていました。

平常時、交感神経は動きがなく、横ばいですが、ストレスを感じると上昇を開始、ストレスが大きいほどその数値も大きくなります。

では、鈴木さんがストレスを感じた場面を確認してみましょう。

それは本日の夕食の後のことでした。

北海道出身のご主人、実は大の北海道日本ハムファイターズのファン、今日は放送があるということで、野球中継を見始めると、ゲームが白熱するに従ってどんどんボリュームを上げていきます。

それに気づいた奥様のストレスレベルも、テレビの音量同様上昇していて、かなり高い状態になってしまったのです。

テレビのボリュームのことは、耳の聞こえが悪いことを指摘するようで、言いたくても言えない。

そんな状況が、鈴木さんに大きなストレスをもたらしていたようです。

こうして、そのストレスをノートにぶつけた鈴木さん。果たしてその晩の睡眠には何か変化は起きるのでしょうか。

午後11時ベッドに入る鈴木さん、すると午前2時20分、早速目を覚ましました。 そしてトイレへ、ここまではいつもと同じです。

午前3時半やはり目を覚ました鈴木さん、しかしその5分後にはもう眠りに入りました。その後は、途中目覚めることなく起床。

何と、いつもの中途覚醒3回が2回に減っていたのです。

翌朝聞いてみると、

「2時半頃、なんかトイレ行きたかったんだと思う、パット目は覚めたんだけど、寝付きも良かったんです、本当に。もういつのまにか寝てたみたいな感じで、ちょっとびっくりしました。」

一度目を覚ますと、なかなか眠れなかった鈴木さんの、ちょっとした変化、まだたった一回ですが、筆記表現法の効果が現れたのでしょうか。

◆筆記表現法|5日間の成果は

翌日、2回目の筆記表現法です。

果たしてこの日は、どんなストレスを吐き出すのか。

鈴木さん、昨日より眉間のシワが深くなっているような、また内容を拝見すると、そこにはまたしてもご主人への不満が、その内容は、

「主人の野球観戦について、ネガティブ発言が多い。やっぱり負けるとブチッとテレビを切る。短気は知っているけど、応援の仕方間違っているよね。見ていて感じ悪いし、びっくりするし、やめてほしいな。野球を見るたび、私の心は結構疲れるというか、ダメージを受ける。」

またしても、ストレスを感じていたのはご主人でした。

再び、どんな状況だったか確認してみました。

ゲーム序盤は、穏やかに乾杯していますが、ゲーム終盤に差し掛かってくると テレビに向かって文句を言います。

少し喜んだのもつかの間、ファイターズのさよなら負けが決まると、すかさずテレビを勝手に消してしまいました。

こんなご主人の行動に、鈴木さんのストレスレベルは急上昇、これをノートに書き記していたのです。

その後も毎晩、筆記表現方法で、ストレスをノートに吐き出して行った鈴木さん、こうして五日間の検証は終了です。

果たして鈴木さんの睡眠状態はどうなったのでしょうか。

検証前は睡眠中、起床までに3回目を覚ましていました 。それが初日には2回まで減っていましたが、果たして筆記表現方法の効果は出たのでしょうか。

午後11時ベッドに入る鈴木さん。ぐっすり寝ているようですが午前2時半、いつものように目を覚ましてしまいました。

でも、その後はすぐ眠りに入り、なんとそれから一回も起きずに朝を迎えたのです。

「やっぱ2時半頃はまあ習慣なのか、目が覚めたんですよ。ですが、朝は5時半に目覚ましをセットしといたんですけれども、5時29分に目が覚めて、目覚ましうるさいから止めようっていうことができたんです。そんなギリギリまで寝てたっていうのは久しぶり、この2、3年で初めてでです。」

なんと一回目覚めた以外は、朝までぐっすり眠れたというのです。

 

たった5日間で驚きの効果を見せた筆記表現法。不眠のお悩みがある皆さん試してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました