卵は栄養の宝庫、「卵は1日1個以下」に関する勘違い

卵卵は栄養のかたまりといわれています。

殻の中で一つの雛を作ってしまうので、当然といえば当然なのですが、その栄養分は万全といえます。

また「卵を食べるとコレステロールが上がり、動脈硬化になる」とよく言われますが、実際は、卵の中の別の成分の働きで、逆に、動脈硬化が改善されることがあるということも分かってきました。

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卵のアミノ酸の特性は超上質

食事によって摂取したアミノ酸から、体内でタンパク質がどれくらい合成されるかを表した数値「生物価」という数値で、卵は90%程度の高い値を示します。

他に牛乳もほぼ90%、魚は85%、肉は75%、米や大豆は70%前後といわれていて、卵のタンパク質は良質のタンパク質であることが分かります。

卵白の成分は主にタンパク質、卵黄はタンパク質の他にレシチン、ビタミンA、B2、D、E、ミネラルとしてカルシウム、リン、鉄、カリウム、マグネシウム、などが含まれビタミンC以外の栄養素はほとんど含まれています。

卵の脂質は体内でよく乳化されるので、消化吸収が良く病院食としても用いられます。

卵のビタミンB12で精力増強

卵、レバー、肉類からしか摂取できない栄養素にビタミンB12があります。

ビタミンB12は体内でメチルコバラミンという物質になって活性化します。

ビタミンB12が欠乏すると造血細胞に障害を起こし、貧血を引き起こしたりしますが、卵を食べてメチルコバラミンを摂取するとこれを改善することができます。

さらにメチルコバラミンを摂取すると精子の数が増えて、精力がつき男性起因の不妊が解消されるなどの効果もあるといわれています。

卵の成分のビタミンB12は、なかなか治らなかった原因不明の手足のしびれが、ビタミンB12の服用で治ったという人がいます。

卵がコレステロールを増やさない理由

卵に含まれているコリンという成分は100gあたり240mgと豊富に含まれています。

コリンが豊富な食品といわれる生の大豆が約65mgであることからみてもその量は多いといえます。

卵のコリンは、副交感神経が働いた時に刺激を伝達する時に分泌されるアセチルコリンを作る元になり、脳の老化防止に役立ちます。

さらにコリンは、血管にこびりついて動脈硬化の原因になる、余分なコレステロール(コレステロールは人体の細胞にとって一定量は必要成分です)を溶かして取り除く働きをするレシチンという物質も作り出すことができます。

卵はコレステロールが多い食品の代表のようにいわれますが、実際はレシチンがこれを緩和して、動脈硬化も予防しているといえます。

1日に卵3個を連続して2週間続けて食べても、コレステロール値が上がらない人の方が多いという実験結果もあるようです。

しかし、もともとコレステロール値が高い人などは、コレステロールのコントロールがうまくできない可能性があります。食べ過ぎはコレステロールの過剰摂取になるので、注意が必要です。

さらにレシチンは、細胞膜に働きかけ、細胞が活発に働く助けとなり、全身の代謝を整えたり、血流を良くして、血圧を正常に保ったり、胆石を融かしたりして、老化を防止するような働きもします。

卵白のリゾチームの殺菌力

卵白には「リゾチーム」という物質が含まれています。

リゾチームとは酵素の一種で鼻水、唾液、母乳などにも含まれ、細菌の細胞壁を分解し、細菌を溶かす溶菌酵素とも呼ばれます。

卵は卵白にたくさん存在するこのリゾチームのおかげで、雑菌が殻の外側から侵入しても、殺菌してしまいます。

よって、常温でも簡単には腐りません。スーパーでは常温で売られています(夏28℃程度でも2週間くらいは大丈夫といわれます)。冷蔵庫でなら2か月もつといわれます。

風邪の初期に卵酒などを飲むと、卵のリゾチームの殺菌作用で風邪の菌を溶解し風邪が早く治ります。

卵1日2個でこんなに体が変わっていきます

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