テレビ番組:「しっかり食べてキレイに!SP」ダイエットに良い油とは

やせる ダイエット油-01この記事は「しっかり食べてキレイに!SP」ダイエット体質とは、からの続きになっています。

美と若さの新常識「しっかり食べてキレイに!SP」(NHK 2017年10月9日放送)では、アンチエイジング、体質改善、美肌効果、ダイエットにいたるまで「美と若さの新常識」について、少し違った角度から、その効果と、レシピが紹介されました。

ここでは、油(脂質)はダイエットの大敵といわれています。

しかし、その油を取ると 逆にダイエットできる。そんな夢のような油を紹介します。

実践者が自分でも驚くような成果が得られ、大喜びのでした。

番組を参考に、美と若さに関する驚きの新常識を報告していきます。

<この記事の目次>

◆油を食べて肥満を解消できる? >>

◆ダイエットに良い油、悪い油の差を見る実験 >>

◆オメガ3を摂るとダイエットできるか検証 >>

◆オメガ3のダイエット効果の理由 >>

◆オメガ3を簡単に取れるレシピ >>

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◆油を食べて肥満を解消できる?

続いての新常識は「肥満を抑える夢の油」です。

これまで油といえばカロリーが高くてダイエットの敵でした。しかし、ダイエットを助ける謎の脂があるんです。

「そんな油があれば最高、とんかつとかの揚げ物パーティーができる。」 と町の人の声です。

いやいや慌てないでください。実は食べて良い油と良くない油があるんです。

20年前のアメリカの食事ダイヤログを見てみると、食べる量を控えるべきもののトップに、いろんな種類の油がまとめて入っていました。

ところが現在では控えるべきものの中にバターや肉の油は残っていますが、ダイヤログの下(控える必要が低いもの)を見ると、魚のすぐ下にもHEALTHY FATS/OILとして油(ヘルシーオイル)が載っています。

こちらのヘルシーなオイルは積極的に摂るべき油なのです。

つまり、「油は種類を選んで食べろ」が新常識なのです。

それを教えてくれるのが慶應義塾大学教授の伊藤裕さんです。伊藤さんによると

「脂肪を一律悪いとかいいとか言うのではなくて、良い脂肪、悪い脂肪という考え方が出てきてます。良い脂肪はカロリーがあっても、むしろ取った方が良いっていう考えてなってきています。」

では、どんな油を取るべきなのでしょうか。

◆ダイエットに良い油、悪い油の差を見る実験

ダイエットに良い油、悪い油を実験で鮮やかに示してくれたのが、京都大学教授 河田照雄さんです。

河田さんが実験に使ったのは成長期を迎えたばかりのマウスです。

それを二つのグループに分け、大人として成熟するまでの10週間、違った油を食べさせ、太り具合を比較したのです。

Aグループの餌は豚のラード、Bグループのエサには、ある謎の油を加えました。
もちろんカロリーは揃えました。

最初は、どちらのグループもマウスは成長に合わせて体重は増えていきます。

しかし、途中からその体重の差がどんどん開いていきました。ラードの餌のマウスの体重は標準より20%ほど増えていました。

ところが、謎の油を加えたBグループのマウスの体重は、Aのグループより15%ほど少なかったのです。

同じカロリーでも太りにくい油があるのです。

「謎の油を摂ったマウスには、体重が増えすぎず、体脂肪蓄積が抑制され、あるいは血液中の中性脂肪値が下がる、さらに、血糖値まで下がったということが観察されました。」

太りにくい謎の油の正体、それはオメガ3と言います。

私達が食事で食べる油は、大きく四つのグループに分けられます。

・一つ目がバター、焼肉など、肉類全般に含まれる油、飽和脂肪酸

・ふたつめがオリーブオイルや豚肉、鶏肉に多い油、オメガ9

・三つ目がオメガ6、植物性の油の多くがこのグループです。

・そして、オメガ3、 魚に多い油です。

オメガ3を取るには魚を食べるのが一番です。特に、青魚のアジやイワシなら、およそ一匹100グラムで1日に必要なオメガ3が摂れます。

脂の乗ったマグロの大トロなら3切れでOKですが、そうはいっても、そんなにお魚を毎日準備するのは大変です。

でもご安心下さい、スーパーで瓶に入って売っている「エゴマ油」や「アマニ油」もオメガ3です。

毎日魚を食べるより、さらに手軽にオメガ3を摂ることができます。


<参考>

脂肪酸(油)は長鎖炭化水素(炭素と水素が直線状に連なった構造)の1価のカルボン酸といわれます。

脂肪酸はカルボン酸基(-COOH)を一番分子の一番端に持っています。

そして、カルボン酸基の長鎖の反対側にあるCがメチル基端末のCといわれます。

オメガ3とかオメガ6とかいう言葉は、脂肪酸(油)の分子構造を表す言葉です。

オメガ3とは脂肪酸のメチル基(末端メチル炭素:ω-炭素)から3番目の結合が最初の2重結合である脂肪酸の意味です。

オメガ6は6番目の結合が最初の2重結合、オメガ9は9番目の結合が最初の2重結合と言う意味です。

2重結合の位置が違うだけで、脂肪酸の性質は大きく変わります。


◆オメガ3を摂るとダイエットできるか検証

オメガ3を毎日スプーン一杯摂るだけでダイエットできるのか、検証です。

その驚きのダイエットに挑戦するのは、プヨプヨお腹の持ち主、ニッチェの近藤さんです。

MRIで近藤さんのお腹の中を覗いてみると、内臓脂肪ビッシリです。平均的な女性と比較してみると、その差は歴然としていました。

内臓脂肪が多すぎるだけでなく、さらに悪いことに、血中の中性脂肪の値189mg/dlです。基準値(30~149)の上限を軽く超えてしまっています。

近藤さん食事は外食ばかりで、ダイエットなど気にもしていません。しかも大好物はコンビニのホットスナック。これでは太るのも無理ないです。

8年前デビューしてすぐの近藤さんはスリムでした。あの頃の体に戻るのは無理にしても、せめて中性脂肪の数値だけはオメガ3の力で基準値に近づけたいものです。

そこで、トライしてもらうのは、スプーン一杯のオメガ3を毎日摂るということです。

このオメガ3の油には毎日とる上で便利な点があります。試しに近藤さんにオメガ3油をそのまま飲んでもらいました。 感想は、

「本当、無味無臭、何にでも合いそう。」 とのことでした。

この特徴を生かし、翌日から様々なものにかけて食べてもらうことにしました。

守るべきは、1日1回、大さじ一杯だけ、それ以上はカロリーオーバーになるので、摂り過ぎには注意が必要です。

まずは、お味噌汁にいれます。オメガ3は熱に弱いという性質がありますが、お味噌汁に入れるくらいは問題がありません。

「味噌汁に混ぜるのはいいと思う。全く違和感がない。」

ポテトチップスにもオメガ3をかけて食べます。「揚げたてみたい」とうれしそうです。 油をかける以外は食事も間食を制限なしです。

調子に乗った近藤さん、「何の問題もない」とついには、ケーキにまでオメガ3をかけて食べていました。

さて、そんな一か月を過ごした後、成果を確かめる日が来ました。

病院へ行って血液を採取し、健康状態の変化をチェックします。

あまり期待していなかったのか、本人も驚いたのは、計測したその時です。

体重:マイナス2.6kg、 ウエスト:マイナス5cmだったのです。

女優、高橋ひとみさん、近藤さんの相方の江上敬子さんもビックリです。

信じられないくらい便が出る。根こそぎ持ってかれる感じ・・」と近藤さん。

血液検査の結果も出ています。中性脂肪の値189から165へ減少。

さらに、内臓脂肪の面積が135cm2から130.6cm2と減りました。

全て改善、素晴らしいオメガ3の効果でした。

麻布大学教授 守口徹さん、

「これ、毎日少しずつ継続して取ってるって言う所に、大きな効果があると思います。オメガ3を急に飲んだだけでは効果ないですから。継続すること大切ですね。」

◆オメガ3のダイエット効果の理由

どうしてオメガ3は同じ油なのに太りにくいのでしょうか。

試しに、食品を凍らせて切断するベルトコンベア式の冷凍機の中に4種類の油を通し、凍らせてみました。

用意したのはオメガ3の亜麻仁油、 オメガ6のコーン油、 オメガ9のオリーブオイル、 さらに、オメガ6のサラダ油です。

トンネルの中は-35℃に保たれ、寒風が吹き荒れています。ここを1時間かけて通過させます。どんな結果が見えるのでしょうか。

まずは、オリーブオイル、カチカチに凍っています。同じようにサラダ油やコーン油もカチカチでした。

オメガ3の亜麻仁油はどうでしょうか、なんと-35℃でも凍らなかったのです。

凍りにくいオメガ3の亜麻仁油、でも凍らないこととダイエット効果とはどんな関係のあるのでしょうか。

実はオメガ3は、厳しい寒さの中で生きる生き物たち(アザラシ、オットセイなど)が、たくさん持っている油として知られています。

冷たい海の中でも、体の中のオメガ3は凍りません。

このオメガ3、実は、体温を上げる働きもあるといいます。どういうことでしょうか。その仕組みは・・

オメガ3が体内に入ると、胃や腸にある温度センサーのスイッチをONにし、脳に信号を送ります。

すると脳から体温を上げるためのホルモンが分泌され、これが体のあちこちにある体温調整細胞を活性化させた結果、体をポカポカ温めていきます。

体を温めるということはすなわち、エネルギーをどんどん燃やすということです。

だから、オメガ3は体重を減らし、体脂肪の増加を抑えるダイエット効果があるのです。

京都大学 河田教授は、この体温の上昇は、体の健康にとっても、とっても有利だと言います。

「食事をして、物を食べた時にどうなるかっていうことで今考えていきます。

食事をして消化吸収します、でも消化吸収しただけではダメで、自分の体を作り上げないといけないです。

体を構成する一部にしないといけないのです。そんな時には酵素が働きます。そして、温度が少し高めの方がより酵素が働きやすくなります。

そういう面で、体温が若干上がっていた方が有利です。言葉を変えれば新陳代謝が活発になるということです。」

ダイエット以外にも花粉症に思わぬ効果が?

近藤さん

「 この実験をやってた時期は花粉症の時期で、例年だと花粉症に伴って、肌がものすごく荒れるんですけど、オメガ3のおかげか、肌が全く荒れなかったんです。今年は超楽だったんです。」と言います。

先生方によると、オメガ3は代謝された成分が炎症を抑えてくれる効果もあり、近藤さんに会っていたんじゃないかとのことです。

◆オメガ3を簡単に取れるレシピ

オメガ3を取れる簡単レシピを教えてくれたのは、全日本さば連合会です。世界中のサバ料理を研究している人たちの集まりです。

そんな彼らが最高にお勧めする食材が、簡単料理の秘訣、サバ缶を使うことです。サバ缶はたった70g程度で1日に必要なオメガ3が取れます。

さば連合会の池田陽子さんがアイデア料理を教えてくれました。

一つ目は「サバの炊き込みご飯」、好きな野菜を炊飯器に入れるだけの簡単レシピです。

米3合に対して

・2倍濃縮のめんつゆ: 大さじ4

・塩: 小さじ1/4

・さば水煮缶: 1缶(汁ごと使用)

・ごぼう:100g

・人参:50g

・しめじ:100g

・生姜の千切り:15g

・三つ葉:適量

このポイントは鯖缶の缶汁ごと炊飯器に入れることです。これが重要です。

もう一つは「鯖缶のふわふわつくね」です。

・さば水煮缶: 1/2缶

・はんぺん: 1枚

・大葉: 4枚

・溶き卵: 1/2個

・長ネギ: 5cm

はんぺんがふわふわのポイント、ポリ袋があれば手を汚さず作ることができます。

①はんぺんと卵をポリ袋に入れ、手でもんでペースト状にします。

②さば水煮缶を汁ごとポリ袋の中に入れます。

③さらに、溶き卵、大葉、長ネギを加えてよく混ぜたら丸い形に整えます。

④フライパンにオリーブオイルをひいて焼きます。

⑤3分程度焼いて、こんがり焼き色がつけばOKです。

オメガ3を上手に使って、健康的なダイエット方法を手に入れて下さい、

 

さらに「美と若さを保つ|酒は百薬の長は本当?、うま味が薬になるとは」に続きます。

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