意外と知られていないコーヒーの効果とは

コーヒーコーヒーは今や日本人の生活の中に根を下ろし、コーヒーのあの香りに魅了され、コーヒー無しでは過ごせないという人も少なくありません。

コーヒーは単なる嗜好飲料の他に、眠気防止、頭をスッキリさせる、それ以外のいろいろな効果が再認識されています。

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コーヒーの歴史

コーヒー豆は紀元前の古代ギリシャなどでは食用にされていたようです。現在でもエチオピアなどではコーヒー豆を煮て食べる料理があるそうです。

その後現在のように煎じて(抽出して)飲むようになったのは、9世紀(アラビアの医師ラーゼスが初めてコーヒーについて記述:UCCコーヒーの歴史より)とか13世紀(イスラム教徒シーク・オマールが飲み物としてのコーヒーを発見:UCCコーヒーの歴史より)とかの伝説的な話があります。

しかし、確かな記録として残っているのは15世紀中頃、アラビア半島イエメンの首都アデンで、イスラム律法学者のゲマレディン(ザブハーニー)が体調を崩した時、以前エチオピアを旅したときに知ったコーヒーの効用を確かめ、その後、眠気覚ましとして修道者たちに勧めたことです。

さらに学者や職人、夜に旅する商人へと広まっていったとの記録があり(ウィキペディアより)、このことが世界中にコーヒーが広まったきっかけではないかといわれています。

日本には18世紀に長崎に入って来たといわれますが、明治時代に入っても、ずっと上流階級の飲み物で、飲食店で出されて、大衆的に普及し出したのは、19世紀終わりごろからといわれています。

普通の家庭でコーヒーを抽出して飲むようになったのは1970年代になってからで、おしゃれな手回しのコーヒーミルも販売され、当時の若者中心に家庭へ浸透していきました。

コーヒー豆のルーツと味

コーヒー豆には三大原種があります。アラビカ、ロブスタ、リベリカ という名前です。モカとかブラジルとか聞きなれた名前ではありません。

実はこの、モカ、ブラジル、コロンビア、ブルーマウンテンなどはアラビカというコーヒーの原種から品種改良されたものなのです。

現在流通しているコーヒー豆の70%以上が、このアラビカという原種から生まれたものです。

焙煎すると酸味が消えて、苦味、甘みが出てくるなど非常に繊細な味で、世界中で愛飲されています。

ロブスタはブレンドコーヒーに少量配合されたり、インスタントコーヒーの原料に使われます。苦味が強く単独では飲みにくい味で、旨いコーヒーとはいえません。

リベリカはコーヒーの木が大木で栽培に時間がかかり、採算があわないのでほとんど流通していないものです。

アラビカ種の中のモカ、ブラジル、コロンビア、ブルーマウンテンなどそれぞれのコーヒーの味の説明は、コーヒー販売店店頭の豆の説明などで、酸味の強いもの、苦味が強いものなど詳しく紹介されています。

コーヒーの中毒は本当?

コーヒーをよく飲む人はコーヒー中毒といわれますが、コーヒーに重篤な中毒患者はいないようです。

コーヒーを毎日飲むことが習慣化している人は多いですが、その程度では中毒ではありません。

コーヒー中毒とはカフェイン依存症といえますが、コーヒー1杯でカフェインは約60mg程度です。

1日にカフェイン500mg以上摂るなど、かなりたくさんコーヒーを飲む習慣の人にコーヒー中毒(カフェイン依存症起)が起こる可能性は無いとはいえません。

そんな人はコーヒーをたくさん飲まないと、頭がスッキリしない症状がでるようですが、手足が震えるアルコール依存症とはかなり禁断症状の程度が違います。

コーヒーの栄養は?

コーヒーにほとんどカロリーはありません。

カフェイン、カリウム、ポリフェノールが栄養素といえます。

コーヒーの眠気防止、頭をスッキリさせる効果

コーヒーのカフェインには頭をスッキリさせてくれる効果があります。

カフェインには中枢神経系を刺激し、興奮させる効果があり、そのため、眠気や倦怠感に効果があるとされます。

人が眠気を催すのは脳内でアデノシンという物質が、アデノシン受容体と結びつくからです。

コーヒーを飲むと、コーヒーのカフェインは小腸で吸収され、血液脳関門を容易に突破し脳に侵入します。

脳内に入ったカフェインが、アデノシンより先にアデノシン受容体と結びつくので、眠気を覚まし、集中力を向上させ、疲れを感じにくくする効果が得られます。

この効果は5時間前後続くといわれています。

コーヒーの利尿作用

コーヒーには利尿作用があります。

冬など気温の低い日の朝、コーヒーを飲むと、午前中のトイレの回数が増えるということを経験された方も多いと思います。

コーヒーのカフェインには、交感神経を刺激する作用があります。

交感神経が刺激されると、腎臓の血管が拡張されます。それにより、腎臓の血液ろ過量が増加し、腎臓における水分の再吸収が抑制され、尿の生成が早まり、利尿作用が促進され、体内の余分な水分を排出します。

この効果は、欠点もあります。

すなわちカフェインの作用でカルシウムや鉄などのミネラルが吸収されにくくなり、利尿作用により尿の中に排出されてしまう可能性があるからです。

妊婦はコーヒーを飲まないように言われるのは、胎児に届けなければならないミネラルが排出されてしまうのを防止する意味があります。

脂肪燃焼を助けるコーヒー

カフェインが体内に入ると交感神経を刺激して、血液の流れも良くなり、新陳代謝も活性化します。

その結果、脂肪を燃やしやすくしてくれます。

その効果は、100mgのカフェインをとると、その後2時間くらい、脂肪の代謝率が3%ほど上がるといわれています。

その際、運動をして、適度に水を摂るなど、効果的なことも併用することが、重要とのことです。

コーヒーを飲めば、じっとしていてもダイエットできるほどの効果は期待できません。

さらに、コーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールの仲間は、血糖値の上昇を抑制し、糖尿病の予防、肥満防止に効果があるといわれています。

これは、あくまでも、コーヒーに砂糖を入れないことが前提です。

血圧を下げ、むくみを防ぐコーヒーの効果

コーヒーにはカリウムも多く含まれています。

カリウムは高血圧の原因であるナトリウムを体外へ排出する作用があり、血圧を下げるのに効果があります。

さらにコーヒーの利尿作用により体内の余分な水分を排出し、むくみの改善にもつながります。

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