アズキのあまり知られていないパワー

アズキ 小豆アズキは昔から日本人とは切っても切れない食物の一つです。

日常の食事から、お祝い事、お菓子に至るまで、様々な用途に小豆は使われています。

アズキの原産地は中国の東北区で、日本へは3世紀以降に渡来したものと言われています。

一口にアズキといってもその種類は非常に多岐にわたっています。一般的な赤色の他に黒、白、灰色、黄色、緑色などの色も様々です。

日本で現在、一番栽培量が多いのはあんこの原料として有名な大型の大納言アズキです。アズキというと大抵の人は大納言アズキを連想します。

しかし、アズキは最初は薬用として日本に入ってきたといわれるほどで、栄養豊富で、特にビタミンB1やカリウム、食物繊維、ポリフェノールなどが多く含まれています。

よって、疲労回復、脚気予防、生活習慣病予防、むくみの予防・改善、便秘改善など様々な効用があります。

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アズキのビタミンB1は倦怠感、脚気に効果

脚気とは、かつては死者が出るほどの病気でした。

ビタミンB1が不足して起こる病気で、全身の倦怠感、食欲不振、足のむくみやしびれから始まり、心不全などの症状もあらわれます。

原因不明の病ということでしたが、その後、研究が進み、ビタミンB1不足が原因であることが解明され、脚気にかかる人はほとんどみられなくなっています。

しかし、1970年代以降ジャンクフードやインスタント食品中心の生活、アルコールを多量に飲み、副食を食べないような生活をしている現代人にはビタミンB1不足が起こり、再び脚気が増加傾向といわれています。

アズキ100gに含まれるビタミンB1の量は豆類の中では大豆0.83gに次いで多く0.45gと高い数値を示します。

脚気とまではいかなくても足がだるい人、神経痛、肩こり、夏バテなどの時もビタミンB1が不足していると考えられます。

アズキを柔らかく煮て、それに蜂蜜を垂らし、毎日食べて見て下さい。1週間ほどで驚くほど体が軽くなります。

薬用としてアズキを煮る時には、水を多くし過ぎて吹きこぼさないようにしましょう。

アズキの栄養分、ビタミンB1、ポリフェノールやサポニンは煮汁の方にもかなり出てきています。アクが残り、少し渋味がありますが、アクをすくい取る程度で煮汁とアズキを一緒に食べるようにしてください。

アズキのサポニンは胃の中の掃除、二日酔い解消

食中毒にかかったり、何か悪いものを食べてしまった時、二日酔いでムカムカする時には、胃の中のものをまず吐き出してしまうのが一番有効です。

そういう場合には、水だけで煮たアズキを食べると良いと言われています。

アズキに含まれる配糖体:サポニンと呼ばれる成分は吐き気をもよおす性質があるからです。

アズキを普通の料理に使う時は、味を良くするためにアズキを茹でてから煮汁を捨てる「茹でこぼし」というアク取り操作をして、この渋いサポニンを捨ててから料理をします。

生薬としてアズキを使う場合は逆に、最初の茹で汁が重要となります。

アルコールを飲み過ぎた時には、アルコール分解にビタミンB1をたくさん消費するので、ビタミンB1が豊富なアズキ料理は有効で、二日酔いを緩和してくれます。

アズキの食物繊維は水溶性、不溶性とも豊富

アズキの外皮には食物繊維が豊富に含まれています。

アズキの食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれていて、便秘の解消に効果があり、その結果大腸がん予防ににもなります。

アズキのカリウムやサポニンは解毒作用や利尿作用

薬剤・食品により、薬物性肝炎のアレルギー反応(湿疹など)が出た場合などに、アズキのカリウムやサポニンは解毒作用や利尿作用があるので有効です。

この場合、赤小豆湯(せきしょうずゆ)として摂るとよいとされています。

アズキ30gを水500mlに入れ、3分の1量になるまで煎じます。この全量を1日3回に分けて服用します。

簡単な赤小豆湯はアズキ大さじ2杯と500ml程度のお湯を魔法瓶に入れて、一晩おけば作れます。これだけでも利尿作用があり、かなり効果があります。

アズキに含まれるビタミンB1、カリウムやサポニンには利尿作用があるので、腎臓病の予防、腎臓病からくるむくみなどに悩んでいる人には効果的です。

あずき茶

手軽にできるあずき茶の参考動画です。2019

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