サフランは女性の味方、記憶力もアップ

サフラン
サフランとは花の名前でもあり、それから採れる香辛料、生薬の名前でもあります。

花のサフランはアヤメ科の多年草で、10月下旬から淡い紫色の花をつけます。

イヌサフランという花もありますが、これも紫色の花をつけます。サフランとは全く異なり、食べると中毒を起こします。

スポンサーリンク

サフランの重要成分は雌しべに多い

サフランは中心に黄色い雄しべと、細長い赤い雌しべを1本ずつ持ちます。

この雌しべは強い芳香を放ち、先は3本に分かれています。サフランの重要成分(色、味、香り、薬効)を含んでいるのはこの部位のみです。

柱頭は赤色をしていて、この部分だけを集めて乾燥させたものが一般に「サフラン」と呼ばれ、香辛料や薬、染料として使用されています。

一つの花から採れる雌しべは非常に少なく、香辛料、生薬「サフラン」は非常に高価です。

サフランが栽培され始めたのは、ギリシャです。現在、サフランの最大生産国はイランで、世界の総収穫量の半分を生産しています。

春に花が咲くもので、春サフランまたはクロッカスといわれるものがありますが、こちらは香辛料、生薬ではなく観賞用のみに使われます。

サフランの成分

サフランには黄色のカロテノイド:クロセチン、香り成分:サフラナールという成分が含まれています。

サフランの黄色の色素は着色剤として食品にも、衣料にも用いられます。

食用、薬用には雌しべの柱頭を摘み取り、根元の白い部分を取り除き、陰干ししたものを、サフランライス、ブイヤベースのような料理に使用します(高級食材です)。

サフラン購入時の注意

サフランの重要部分、柱頭(雌しべ)部分だけ販売しているものは非常に高価です。

ところが、この柱頭を粉にした、粉サフランと称するものが、安く販売されていることがあります。

これは雌しべの柱頭以外の下部の部分、雄しべなども混ぜて粉砕しているものです。成分が定かでないものなので、購入時は注意が必要です。

ちなみに、柱頭の粉砕は自宅で簡単に行うことができます。

サフランのサフナラールは女性の味方

サフランに含まれる精油成分サフナラールには、鎮痛、沈静、通経作用があるといわれています。

そのため更年期障害、月経異常、冷え性、生理痛など、婦人病に効果があるといわれています。

通経作用が強いので妊婦が摂取するのは避けた方が良いといわれています。

さらに、サフナラールは体を温め発汗を促す作用があり、女性特有の冷え性などの改善に効果的に働くとされています。

サフランの色素成分クロシンで記憶力アップ、眼の疲労回復

サフランの色素成分であるクロシンには、神経伝達物質の伝達効率を高める効果が期待でき、脳の機能や睡眠などに影響を与えるといわれています。

漢方では、サフランが物忘れや認知症などの治療に使用されています。

クロシンには強い抗酸化力と睡眠障害を改善する効果、疲れ目からくる肩こりや血流を改善する効果、眼精疲労を改善する効果などがあるとされ、現在もその薬効は研究されています。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする